くぼりブログ

気になったこと、身近なことを記録します。(最近は、主にブロックチェーンゲームについて)

文系出身でも独自合格!基本情報技術者試験の勉強方法は?

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こんにちは。くぼりです。

 

今回は、基本情報技術者試験の勉強方法について書きたいと思います。

私自身、文系学部出身でIT企業に就職し、1年目で合格することができました。

なので、身構えることなく試験を受けてみましょう。

 

◾️独学で合格できる?

資格試験を受ける際に、独学か予備校みたいなものに通う必要があるのか気になりますよね。

結論から言うと、独学で合格できます。

私の場合は、会社から教材をもらって、独学で勉強という形になります。

会社で資格の教材がもらえたり、研修を受けられる場合は積極的に活用しましょう。
もし、会社にそんな制度がなかったり、IT企業に勤めてない方、また学生の方は、教材を買って学習しましょう。

市販のもので十分だと思いますし、今の時代低価格で映像授業を受けられるサービスもあります。

おすすめな教材、アプリを載せておきます。


参考書なら、TACがおすすめ

(私自身、今回紹介するものではないのですが、TACの教材を使っていました。)

午前試験、午後試験がこれ1冊で学習できます。

また、価格も1980円で手にしやすいと思いますので、初めの1冊にはおすすめです。

 

オンラインで学ぶなら、Udemyがおすすめ

低価格(コースにもよりますが、基本情報技術者は10000円以内くらい)で様々なジャンルを学習することができます。(基本情報技術者以外にもAWSやAIなどおもしろそうなコースが多いので、一度見てみるといいかもしれません。)

コースよっては、動画付きのものもあるので、文字だけ読んでいても頭に入らないという方にもおすすめです。

 

◾️勉強時間は?

一般的に以下の勉強時間が必要だと言われています。(ただし、個人差がありますので、あくまで目安として考えましょう。)

IT知識なし(情報系以外の学部出身の方など):200時間

IT知識あり(情報系学部出身の方など):50時間

この記事は、私と同じような文系出身でITの事前知識なしの方に向けて、書きたいと思います。

ただ、勉強方法としてはIT知識ありなしで、あまり変わらないように思います。

 

働いていると、1日に確保できる時間は多くて2時間くらいですかね。

土日(休みの日)はちょっと頑張って4時間とすると、1週間で確保できる勉強時間は18時間(計算がめんどうなので20時間で考えます笑)

そうすると、200時間勉強するには100日くらいで、月にすると3ヶ月くらい

 

なので、IT初学者は3ヶ月を目安にするといいでしょう。(もちろん、土日の勉強時間をもっと増やせば、より短い期間で合格が可能です。)

 

◾️勉強方法は?

基本情報技術者試験は、午前試験と午後試験がありますが、どちらも基本的な勉強方法は同じです。

大まかに言うと、以下の繰り返しです。(ありきたりな勉強方法ですが、1番効果があると思ってます。)

・教材を一冊決めて読み込む

・過去問を解く(こちらは特に重要です。同じ問題がそのまま出ることがあります。)

 

①午前試験

午前試験の解答方式は、4つの選択肢から1つ適当なものを選ぶ形式です。

80問出題され6割以上取れれば合格なので、48問以上の正解を目安に頑張りましょう。

分野はテクノロジ、ストラテジ、マネジメントと分かれており、テクノロジが50問と大部分を占めています。

そのうえ、文系出身の方には1番馴染みがない分野だと思うので、優先的に勉強するようにしましょう。

反対に、ストラテジやマネジメントは初見でも考えれば答えられる問題も多いです。(経済や法律に関する問題もあるので、文系出身の方でも取り組みやすいと思います。)

 

勉強方法としては、教材をざっと一周読んで、過去問演習をするのがいいです。

時間があったら、教材を2周目以降も読み込んだ方がいいですが、午前試験にはあまり時間をかけずに午後試験に時間をかけるようにしましょう。

過去問演習は、以下のサイト(過去問道場)で過去問を解きまくるのがおすすめです。

スマホで実施できるので、ちょっとした隙間時間に学習できます。(私は基本情報のときは使っていませんが、応用情報のときにお世話になりました。)

https://www.fe-siken.com/s/fekakomon.php

アカウントを作成すれば、解いた問題数や正答率が記録されるのでモチベーション維持に役立ちます。

 

②午後試験

午後試験の解答方式は、複数の選択肢から適当なものを選ぶ形式です。(記述式ではないので安心してください。)

「情報セキュリティ」、「アルゴリズム」、「ソフトウェア開発」は必須で解答しなければいけません。

特に、アルゴリズムとソフトウェア開発は文系出身の方にはネックになると思います。

そのうえ、配点は上記3つで70点です。(※2021/11時点での情報です。配点は変更される場合があります。)

100点満点なので極端なことを言うと、この3つ満点を取れば6割を超えるので合格できます。

それほど、「情報セキュリティ」、「アルゴリズム」、「ソフトウェア開発」は重要分野であることが言えます。

ソフトウェア開発はJavaPythonなど選べますが、文系出身の方なら表計算が無難でしょう。(Excelの関数とかなので、他の言語よりは馴染みがあると思います。)

なので、ソフトウェア開発に関しては、表計算に絞って勉強すればいいと思います。

「情報セキュリティ」、「アルゴリズム」、「ソフトウェア開発」以外にも、あと2つ問題を解かなければいけませんが、配点は30点(1つ15点)ですし、そこまで難しくないので、優先度は下げて大丈夫です。

過去問を解いてみて(3問くらい)、点数を取れそうなもの、あるいは興味があって勉強が捗りそうな分野

を選びましょう。

そしたら、その分野に絞って勉強すれば十分です。

 

勉強方法としては、午前試験と同じですが、教材をざっと一周読んで、過去問演習をするのがいいです。

午後試験は特に過去問演習に重点を置いて勉強しましょう。

なぜ、過去問演習をこんなに推すかというと、実際に過去問と同じ問題がそのまま出題されたからです。(私の場合、アルゴリズムの問題がそれでした。本当はどの問題というのを言えればいいのですが、IPAによるとどうやら禁止されているので伏せておきます。すみません。)

これは運にもよるのですが、過去問を幅広く解いておくと、同じ問題に出会える可能性が上がるので、とてもおすすめです。(私の場合、全分野10年分くらいは解きました。)

過去問はIPAのホームページで令和元年度まで公開されているので、活用しましょう。(もちろん、先程紹介した過去問道場でもOKです。)

 

◾️まとめ

今回は基本情報技術者試験の勉強方法について紹介させていただきました。

ここでもう一度まとめておきます。

①勉強期間は3ヶ月を目安にスケジュールを立てる

②まずは教材を一冊決めて、ざっと一周読む

③過去問演習に取り組む

時間があれば②、③を繰り返す。

また、午後試験は解答必須の問題を重点的に学習する。(選択問題は自分に合った問題のみに絞って学習するのもOK)

ありきたりで申し訳ないですが、この方法でコツコツ勉強していけば、独学でも8〜9割は十分取れると思っています。

これから試験を受ける方の役に少しでも立てれば嬉しいです。

 

以上となります。

ご覧いただき、ありがとうございました。