こんにちは。くぼりです。
先日このブログに独自ドメインを設定しました。
でも、独自ドメインって曖昧に使っていて、イマイチわかっていなかったので、調べてまとめてみました。
■そもそもドメインとは?
ドメイン(domain)とは、英語で領地や領土、範囲という意味です。
インターネット上で使われる場合も、上記のような意味でコンピュータやネットワークを識別するための「住所」として使われます。
Amazonとかで注文したとき、同じ住所があると商品を届けられませんよね。
インターネット上でも同様で、重複する住所がないように、世界中で同じドメインは存在しません。
厳密に言うと、ドメインはIPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxのような数字)に紐付けられています。
つまり、ドメインはIPアドレスをわかりやすいように表現したものになります。
これはコンピュータと人の差を埋めるためです。
コンピュータ:数字の羅列しか認識しない
人:数字の羅列では何を表しているかわからない
ちなみに、ドメインとIPアドレスの紐付けはDNS(Domain Name System)によって実現されています。
■独自ドメインとは
独自ドメインとは、お金を払って自分自身で取得するドメインのことです。(料金はドメイン名によって異なります。)
なので、ドメイン名を自分で好きなように決めることができます。
ただ、先ほどお伝えしたように同じドメイン名は使えないので、早い者勝ちになります。
このブログを例にすると、
となります。
→【2021/10/25追記】
現在のドメインはkubori.comになっています。
経緯はこちらから。
■共有ドメインとは
例えば、はてなブログだと、以下の5種類を独自ドメインとして持っていて、複数のユーザーに貸し出しています。
・hatenablog.com
・hatenablog.jp
・hateblo.jp
・hatenadiary.com
・hatenadiary.jp
貸してもらった独自ドメインに自分の好きな文字を組み合わせて使用します。
こちらも全く同じドメインは使用できないので、早い者勝ちになります。
sample.hatenablog.comが使われている場合でも、
他の独自ドメインにすれば(例えば、sample.hateblo.jp)、使用できる場合もあります。
どうしても、「このサブドメインにしたい!」というときは、いろいろ試してみましょう。
独自ドメインを取得する前のこのブログを例にすると、
となります。
わかりやすい表現として、よく独自ドメインは戸建て(自分自身のドメインを1人で使用)、共有ドメインはマンション(各サービスのドメインを間借り)と言われます。
〇独自ドメインのイメージ
〇共有ドメインのイメージ
■メリット
ここでは、3つのメリットを挙げています。
①URLが短く、わかりやすい
独自ドメインは、サービスのドメインがない分、URLが短くなります。
なので、ユーザーが覚えやすく、わかりやすいです。
また、そのブログを表すドメインを付ければ、よりわかりやすくなるでしょう。
長ったらしくて、意味のわからない文字列のURLだと、とても怪しくなってしまいますよね。
②サービス終了に影響されない
独自ドメインは、料金を払って更新さえしていれば、ずっと使い続けることができます。
共有ドメインの場合、サービス終了などでドメインを貸してくれる元がなくなったら、今までのドメインは使えなくなってしまいます。(マンション自体がなくなったら、もう住めませんよね。)
そうなったら、今まで見に来てくれていたユーザーが見れなくなってしまいます。
仮に、新しいドメインで今までと同じ記事を掲載しても、ドメインが違うので一からやり直すことになります。
③サーバーなどを移行しても、使い続けられる
独自ドメインの場合、他のサーバーやブログサービスに移行したとしても、同じドメインを使い続けることができます。(例えば、はてなブログ→レンタルサーバー+WordPress)
共有ドメインの場合、各サービスの独自ドメインが含まれているので、それを異なるサービスで使用することはできません。
はてなブログはてなブログというマンションから出ていくわけですから、使えなくなるのは当然ですね。
◾️デメリット
ここでは、3つのデメリットを挙げています。
①費用がかかる
真っ先に思いつくのはこれですね。
ただ、ドメイン名によって異なりますが、年間1000円程度(月にすると100円程度)です。
このくらいなら、あまり負担にならない気がしますね。
②手間がかかる
独自ドメインを取得するには、多少の手間がかかります。
しかし、大まかに言うと以下の2つを実施すればいいだけです。(はてなブログの場合)
なので、身構える必要はありません。
やってみると、意外と簡単です。
③個人情報が表示される
独自ドメインを取得すると、Whois情報というものが公開されます。
Whois情報にはドメイン名登録者の名前や住所などが含まれ、検索すれば誰でも見ることができます。
個人情報はさすがに公開したくないですよね。
そんなときに登場するのが、Whois情報公開代行というサービスです。
これにより、個人情報の代わりにドメイン会社の情報が表示されるようになります。
なので、ドメイン取得時にWhois情報公開代行の設定をすれば、特に問題はありません。
■まとめ
ざっくりとした独自ドメインの概要とメリット/デメリットを書いてきました。
ブログを書き続けるかはわかりませんが、年間1000円なら、試してみるのもいいかという感じで取得しました。
もし、メリットの方が大きいと感じたなら、すぐに独自ドメインにした方がいいと思います。(ドメインを変えるということは、今まで見てくれていたユーザーを失うということになってしまいますからね。)
以上となります。
ご覧いただき、ありがとうございました。